こんにちは、かめこです。
社会福祉士でASDの子どもを育てている現役ママです。

就学相談って、いつ申し込めばいいの?

何をするのか全然わからなくて不安…
年長になって急に「就学相談」という言葉が出てきて、
戸惑っているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
今の時期やることも多いし、何から手をつければいいか迷いますよね。

スケジュール順に整理したので、一緒に確認していきましょう。
この記事では、就学相談の流れをスケジュール順に、わかりやすく解説します。
- 就学相談はいつ・どこに申し込めばいいか
- 申し込みから就学先決定まで、何をするか
- 当日の相談・検査の内容
- 就学相談の結果は断れるのかどうか
就学相談とは?まずはざっくり理解しよう

就学相談とは、発達に心配のあるお子さんが、小学校入学後にどんな環境で学ぶのが合っているかを、教育委員会と一緒に考えていく相談の場です。
小学校での相談とは別 というのがポイントです
通常学級・通級指導教室・特別支援学級・特別支援学校など、さまざまな就学先の選択肢があります。
「うちの子にはどこが合っているの?」
という疑問に、専門家も交えて向き合ってくれる場所が就学相談です。
就学先の選択肢についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください
就学相談の流れ|スケジュール一覧
まずは全体の流れを把握しましょう。
自治体によって多少前後しますが、おおよそ以下のスケジュールで進みます。

ポイントは「年長の5月〜7月ごろには申し込みを済ませておく」こと。
幼稚園・保育園から通知が来ることもありますが、来なかった場合は自分で問い合わせが必要な場合もあります。
就学相談の申し込み方法

どこに申し込むの?
申し込み先はお住まいの市区町村の教育委員会、または就学相談室です。
自治体によって窓口の名称が異なりますが、
「小学校 就学相談 ○○市」などで検索すると見つかります。
迷ったときは、幼稚園・保育園の先生に聞いてみるのが一番早いかもしれません。
先生方はこうした手続きに慣れていることが多く、申し込み先を教えてくれたり、場合によっては一緒に動いてくれることもあります。
申し込みに必要なものは?
自治体によって異なりますが、一般的には以下のものが必要な場合があります。
- 就学相談の申込書(窓口やHPからもらえることが多い)
- 医療機関や療育で作成された診断書・支援記録(あれば)
- 幼稚園・保育園からの意見書(場合によって)
「まだ診断がない」「療育に通っていない」という場合でも申し込みできます。
「発達が少し気になる」という段階でも、相談を受け付けてくれる自治体がほとんどですので、まずは問い合わせてみてください。
就学相談で何をするの?当日の内容

就学相談って何をやるんですか?

分からないと不安ですよね
当日の流れを見ていきましょう
申し込みをしたあとは、おおむね以下の流れで進んでいきます。
① 初回面談(保護者が対象)
まず保護者だけ、または保護者と子どもが一緒に、担当者と面談をします。
- お子さんの生育歴や発達の様子
- 日常生活・保育園・幼稚園での困りごと
- 保護者の不安や希望する就学先
などをヒアリングされます。
「うまく話せるかな…」と心配しなくて大丈夫です。
メモや連絡帳、先生からの書類を持参するとスムーズですよ。
お子さんのサポートブックをつくるのもおすすめです
② 発達検査・行動観察(子どもが対象)

次に、お子さんに発達検査や行動観察が行われます。
よく行われる検査としては、以下のようなものがあります。
- WISC(ウィスク):5歳〜16歳対象の知能検査。4つの指標から認知能力を測る
- 田中ビネー知能検査:2歳〜成人対象の知能検査。全般的な発達を確認する
「検査」と聞くと緊張するかもしれませんが、テストの合否があるわけではありません。
お子さんの「得意・苦手」や「どんなサポートがあると力を発揮できるか」
を把握するための検査です。
当日は子どもが安心して臨めるよう、事前に
「すごろくみたいなゲームをするんだよ」
など、やさしく伝えてあげると良いです。
③ 就学支援委員会による審議
集まった情報をもとに、教育委員会・医師・心理士・学校関係者などで構成される就学支援委員会が、就学先の「判定(おすすめ案)」を出します。
保護者が直接参加するわけではありませんが、面談や検査での内容がきちんと反映されます。
④ 判定結果の通知・保護者との協議
就学支援委員会の判定結果が、保護者に通知されます。
ここで大切なのは、これはあくまでも「おすすめの就学先」であって、決定ではないということ。
結果について疑問や納得できないことがあれば、担当者に質問したり、意見を伝えることができます。
⑤ 最終的な就学先の決定
保護者との協議を経て、最終的な就学先が決まります。
就学相談の結果は断れるの?

判定が出たら、その通りにしなければいけないの…?

判定結果は断ることができます。
ちなみに就学相談の参加も任意ですよ。
2013年の学校教育法施行令の改正により、就学先の決定にあたっては
「保護者の意見を最大限尊重する」
ことが明記されました。
最終的な就学先の決定権は、保護者にあります。
ただし、一点だけ注意してほしいことがあります。
就学相談に参加しないと、自治体によっては特別支援学級を選択できなくなる
というリスクがあります。
「参加したくない」
という気持ちより、
「参加してみて、意見が合わなければ断ればいい」
くらいの気持ちで、まずは相談に行ってみることをおすすめします。
まとめ

就学相談は、
年長の5〜7月ごろに申し込み、
夏〜秋にかけて面談・検査・審議が進み、
11〜12月ごろに就学先が決まる
流れが一般的です。
参加も判定結果への同意も、保護者の意思が最優先。
「断れる」という安心感を持ちながら、まずは一歩踏み出してみてください。
早めに動くほど、お子さんにとって最善の環境を落ち着いて考えることができます。
よくある質問(FAQ)

Q1. 就学相談はいつまでに申し込めばいいですか?
A. 多くの自治体では年長の5〜7月ごろが申し込みの受付期間です。早いところでは4月から始まる場合もあります。自治体のホームページを確認するか、幼稚園・保育園の先生に聞いてみましょう。
Q2. 就学相談は申し込まなくてもいいですか?
A. 就学相談への参加は任意で、強制ではありません。ただし、参加しないとお子さんに必要な情報やサポートが学校に届きにくくなるリスクがあります。「まだ診断がない」「受けるか迷っている」という段階でも参加できるので、まずは問い合わせてみることをおすすめします。
Q3. 就学相談の判定結果に従わなければいけませんか?
A. いいえ、従う義務はありません。2013年の学校教育法施行令の改正により、就学先の決定は「保護者の意見を最大限尊重する」とされています。判定はあくまでも専門家からの「おすすめ」であり、最終決定権は保護者にあります。
Q4. 発達検査では何をするのですか?子どもへの負担はありますか?
A. 主にWISCや田中ビネーなどの知能検査と、行動観察が行われます。合否があるわけではなく、お子さんの得意・苦手を把握するためのものです。検査は専門家が子どものペースに合わせて進めてくれるため、極端に負担が大きいものではありません。事前に「ゲームみたいなことをするよ」などと伝えてあげると、子どもが安心しやすいです。
Q5. 就学相談と就学時健康診断は何が違いますか?
A. 就学相談は発達に心配のある子どもが対象で、教育委員会が主体となって就学先を検討するための相談です。一方、就学時健康診断は入学予定の全ての子どもを対象に、小学校が主催して行う健康診断(視力・聴力・内科検診など)です。時期は10〜11月ごろが多く、別々に受けるものです。





