感覚統合療法?ABA?TEACCH? わかりませんでした

子どもの放課後等デイサービスを探そうとして、検索サイトを開いたときのことです。
「希望の支援プログラムにチェックをいれてください」
運動療法? 感覚統合療法? 応用行動分析(ABA)? TEACCH?
チェックボックスが十数個ならんでいて、私はどれにも触れないまま、画面を閉じました。
どれがうちの子に関係あるのか、分からなかったからです。
放課後等デイサービスの相談は 相談支援専門員さん

あとから知ったのですが、子どもに合った放課後等デイサービスは「相談支援専門員」という専門家が一緒に考えてくれることになっています。
相談支援専門員は、障害のある方や障害児の保護者などの困りごとの相談に応じ、助言や連絡調整などの必要な支援を行います。
また「障害児支援利用計画」の作成を行い、市区町村へ提出するという役割を担っています。
でも実際に放課後等デイサービスのような事業所を一緒に探して、連絡を取ってくるという相談支援専門員さんは少ないのではないでしょうか。
おそらく相談支援専門員さんの主な仕事が計画書作成になっているからです。
ほとんどのご家庭は、放課後等デイサービスを1から探して見つけて自分で連絡しているのではないでしょうか。
つまり相談できるはずの相談支援専門員さんに相談しないまま、事業所をネットで検索したために専門用語で躓いていたのです。
うちの子にあう!事業所かんたん診断つくりました

専門用語がわからなくても大丈夫!
自分と子どもの事をタップするだけで分かる、事業所かんたん診断を作ってみました。
やり方は簡単!
質問に「はい」「いいえ」をタップします。
最後まで質問が終わったら、その子にあった事業所の特徴が出てきます。
まずはやってみましょう!
この画面を閉じたら消えます。
どうでしょう。
結果がでましたか?
気に入らなかったら「もう一度はじめから」できるので何度も試してみてください。
事業所検索サイトの「支援プログラム」チェック欄で手が止まっていた方は、上の緑のカテゴリーをチェックして検索してみてくださいね。
専門用語をやさしく解説
検索サイトに出てくる「支援プログラム」を、すべて解説しました。
| 検索でのことば | ひとことで言うと | こんな子は楽しめるかも・助かるかも |
|---|---|---|
| 運動療法 | トランポリンやマット運動など、体を動かす活動 | 体を動かすのが大好きな子。じっとしているのが苦手な子 |
| 学習支援 | 宿題や勉強を見てもらえる | 家で宿題が親子バトルになっているおうち |
| 言語療法 | ことばの専門家(言語聴覚士)と、話す・聞く練習 | 発音が気になる子、ことばがゆっくりめの子 |
| ソーシャルスキルトレーニング(SST) | 順番を待つ・気持ちを伝えるなど、友だちとの関わり方をゲームで練習 | お友だちとのトラブルが続いて、本人も困っていそうな子 |
| 音楽療法 | 歌や楽器を使った活動 | 音楽が大好きな子。ことばより音で気持ちが動く子 |
| 感覚統合療法 | ブランコやトランポリンなどの「遊び」を通して、敏感な感覚や力かげんとの付き合い方を育てる | 音や肌ざわりに敏感な子、力かげんが苦手な子(なんでも全力になっちゃう子)、不器用さが気になる子 |
| 応用行動分析(ABA) | 「できたらすぐ褒める」を計画的にやる方法。行動を小さく分けて練習する | 「困った行動にどう対応したらいいか分からない」と悩んでいるおうち |
| 作業療法 | 専門家(作業療法士)と、手先の使い方や着替え・お箸などの練習 | ボタンやお箸など、手先の不器用さが気になる子 |
| 動物療法 | 動物とふれあう活動(やっている所は少なめ) | 動物が大好きな子 |
| 遊戯療法 | 遊びを通して、気持ちを外に出すお手伝い | 気持ちをことばにするのがむずかしい子 |
| TEACCH | 絵カードや予定表で「見てわかる」環境をつくる方法 | 「次なにするの?」と見通しがないと不安になる子 |
| 理学療法 | 専門家(理学療法士)と、歩く・座るなど体の大きな動きの練習 | 体の使い方やバランスのぎこちなさが気になる子 |
| 個別療育 | 先生と1対1の時間がある | 集団が苦手な子。はじめての場所で固まっちゃう子 |
| 集団療育 | 少人数のグループで一緒に活動する | そろそろお友だちとの関わりを増やしたい子 |
| 預かり支援 | プログラムより「安心して過ごせる場所」が中心。時間も長め | お仕事などで、夕方までしっかり預かってほしいおうち |
こんなにたくさんの支援プログラムがあるなんて驚きです。
うちの息子は、ちから加減が苦手なタイプでした。
なんでも全力!
支援センターの作業療法で「ボールを全力で投げる」「こんどはフンワリ投げてみる」というのをやっていて、本人は遊びだと思って楽しそうに通っていました。
上の表でいう「感覚統合療法」をやっていたのかな?と分かったのは、ずいぶん後の事です。。
電話で聞くのは、まず3つだけ

私が実際に事業所へ電話したとき、聞けたのは「空きがあるか」と「見学できるか」だけでした。「あれも聞けばよかった」は、ぜんぶ後から分かりました。
最初の電話は、この3つだけで大丈夫です。
電話の方の感じが悪かったら、それも大事な情報です。
ひとつだけ、コツがあります
「言語療法やってます」と案内に書いてあっても、資格のある専門職の先生がいつもいるとは限りません。月に1回、外部から来るだけ、ということもあります。
だから、言語聴覚士さん・作業療法士さん・理学療法士さんのことは、「いますか?」ではなくて**「週に何回いますか?」**で聞いてみてください。
実際に見学して決めましょう!

見学でチェックするのは、2つの目です。
親の目で見ること
子どもの目で見ること
うちは、親の私が「ここいいな」と思った施設の体験見学で、息子がギャン泣きしました。
その時は「なんで?せっかく見つけたのに・・涙」と思いました。
息子に「2度と行きたくない!!」と言われて、別の所を探したんですよね。
今は、それでよかったと思っています。
切り替えが難しいタイプの子は1度「イヤ」と思うと2度と行きたくなくなっちゃうんです。
事前にホームページの写真を一緒に見ておく、初回は短時間で切り上げる、くらいの準備をしておいて、それでも「行きたくない」が続いたら、無理に再挑戦しないで別を探すのも、アリです。
最後に、いちばん大事なこと
候補がいくつかあって迷ったら、子どもの「好き」(体を動かす・音楽・動物など)がある事業所をおススメします。
通い続けられた理由を思い返すと、プログラムの名前ではなくて、本人が楽しそうだったかどうかでした。
良ければ「うちの子に合う事業所 かんたん診断」使ってみた感想を教えて下さい。
